[オーダーメイドのスタンド花(フラスタ)・楽屋花・祝い花]Sakaseru スタッフブログ

sakaseru.jp を運営しているスタッフが更新します。サイト内のコンテンツや、メールマガジンの内容を紹介します。

取材レポ!お花の仕入れからお届けまで【前編】

 

いつもSakaseruをご利用いただきありがとうございます。運営スタッフ小柴です。
先日、「日本料理 越川」さまよりお花のオーダーを頂戴し、その仕入れからお届け、最初から最後までを取材してまいりました。

取材内容はSakaseruの一コンテンツとしてこれから記事を作成する予定なのですが…普段はなかなかご紹介できない仕入れ現場や制作現場を、メルマガでもみなさまに是非お読みいただきたい…!と思い、一足早くご紹介させていただきます!

 

 

今回取材させていただいたのは、東京都文京区にある「日本料理 越川」。越川ご夫妻が高級会席料理を提供する日本料理店です。
今月、3周年を迎えるにあたり、周年パーティーに添えるお花を先日オーダーいただきました。 

f:id:sakaseru:20191022120808p:plain

越川ご夫妻

日本料理店と言われると和風な外観と内装を連想しますが、日本料理越川は可愛らしいプロヴァンス風の佇まい。本格会席料理にかしこまりすぎず、家庭的で暖かな雰囲気の店内です。
そのためお花のイメージも、和を基本にしつつも華やかさと可愛らしさがあるようなデザインがマッチします。
そんな作風が得意であり、かつお届け希望日である10/18に対応可能であるデザイナーとして、フラワーデザイナーは、前澤章人をセレクトいただきました。

www.sakaseru.jp


オーダー時のヒアリングシートでは、

  • メインで飾る大きなブーケ1つ、テーブルに飾る小さなブーケ2つを希望
  • 秋らしく華やかな色味
  • お花は大ぶりのものよりも中くらいの大きさと小花が散りばめられた感じが好き
  • コスモスは出来れば入れてほしい
  • ピンクや黄色も入ると嬉しい
  • イベント後にも少しでも多くのお客様に見て頂きたいため持ちの良いお花をお願いしたい

とのご要望を頂戴いたしました。

 

お花の仕入れ(お届け日2日前)

オーダーをいただいたら、フラワーデザイナーはお客様お一人お一人のために仕入れをします。
花き市場は毎週月・水・金に開かれており、今回のお届けは、10/18(金)であるため、10/16(水)に仕入れ。鮮度のよいお花をお届けするために、出来る限り直前で仕入れます。

当日朝、市場で花を買う方法は2つ。
ひとつは、仲卸からの購入。
もうひとつは、セリでの購入です。

どちらも初心者が購入できるようなものではなく、仲卸業者さんとの長年の関係構築や、品質と価格を見極める知見が必要です。そしてセリに関しては、自店の売上額などある一定のラインを超えた花屋にしか、参加の権利が与えられていません。

デザイナー前澤は、仲卸からもセリからも花材の購入をしています。

f:id:sakaseru:20191022121127p:plain

仲卸の様子(太田花き市場)

f:id:sakaseru:20191022121207p:plain

セリの様子

また前澤はいつも、朝4時半頃には市場に到着し、仕入れているそう。

「良い花ってみんな欲しいから、早く市場に行かないとなくなってしまうんですよね」

“良い花”とは、色艶が良く持ちのよさそうな、魅力を感じる花だといいます。

花の色艶の良さ。私たち一般人で見分けがつく人は少ないかもしれません。持ちが良い花だったかどうかも、送り主であるお客様にはわからないこと。
楽をすれば、売れ残った花を適当に安く仕入れ、それを通常価格で販売することもできるはず。

しかし、デザイナー前澤は、色艶の良い花材、そして持ちの良い花材を仕入れるために、決して楽をせず、心を込めて仕入れを行なっていました。

この日、私が始発電車でようやく朝6時半に市場に到着したころには、仲卸からの仕入れは完了しており、日本料理越川を彩るコスモス・紅葉したヒペリカムの葉など、“良い花”がしっかりと取り置きされていました。

 

f:id:sakaseru:20191022121313p:plain

仲卸の花を取り置きしておく棚

「越川さまのオーダーは、イベント後にも来店されるお客様に長く見ていただきたいとのご希望だったので、コスモスはまだ蕾のある、これから開花を楽しめるものにしました。
それとこのケイトウ。これは本当に良いものが仕入れられました!とても持つと思います」

制作時だけでなく仕入れ段階から、オーダーの一つ一つにフラワーデザイナーの心が込められていることを改めて実感しました。

そしてもう一つのポイントが、仕入れ値です。
いくら良い花でも、仕入れ値が高くてはお客さまに喜んでもらえるものをお届けできません。

「市場に到着したらまずはじめに、朝7時開始のセリに出される予定の花材を確認しておきます。
目当ての花材が、セリに出される量が多い場合などはセリで安く仕入れられる可能性が高いので、仲卸では仕入れずにセリで仕入れ。逆に量が少ない場合は、セリでは高くなる傾向になるので、仲卸で仕入れ。など、状況によって判断し、良い花を安く仕入れられるようにしています。」

セリの価格は変動的。花材の量を見ていくら程になりそうかは、長年の経験による予測を立てます。

「あとセリだと50〜100本以上と仕入れの量が大きくなってしまうので、少しだけ仕入れたい等の場合も、10〜20本の量で仕入れられる仲卸を利用します。」

仲卸とセリでの仕入れをうまく使い分け、良い花をいかに安く仕入れるか。そこには、20年以上も花屋を営むデザイナー前澤の知識と経験が詰まっていました。

仕入れに関して、他にもご紹介したいお話はあるのですが、長くなりそうなのでこの辺で…!(すでにだいぶ長いですが…)

次回配信の【後編】では、仕入れた花を束ねて配送、そして越川さまのもとへ届くまで、をお伝えさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

Sakaseruではすべてのフラワーデザイナーが心を込めて仕入れ、制作をしております。お取引先様のお祝い、ご友人ご家族のお祝いに、たくさんの気持ちをのせてお花をお届けいたします。
お花のオーダーはこちらからどうぞ。

www.sakaseru.jp